'70 マツダ RX-500 (3)
ミニカーの整理をしつつ、
写真を撮ってBLOGに上げているのですが
ついに悲しいことが起こりました……
今回紹介するミニカー、
気が付かずに2台買っていましたorz
やはり整理整頓は大事です。身に沁みました。
マツダ RX-500 プロモーションモデル 1/43 スパーク製
さて、RX-500は東京モーターショー展示後、
今度はシルバーに再塗装をされて
初代サバンナRX-7の
プロモーションに使われました。
個人的な感想ですが
RX-500を含めロータリー車には
シルバーが似合うと思います。
コスモスポーツのプロトタイプも
シルバーで塗装されていましたし、
モーターのような一種無機質な加速感や
代々、航空機をモチーフにされた
デザインにはシルバーがしっくりときます。
スポーツカーでシルバーというと、
どうもポルシェ以外では不人気で
それはRX-7等でも例外ではないのですが……
ライトカバーが外されて
レンズカバーの奥に角型ライトが鎮座した
レーシングタイプのヘッドランプに
変更を受けました。
リトラクタブルヘッドランプ然とした
ものもカッコ良いのですが
これもまたクールな印象でよいですね。
ちなみにホイールも発表時のものから
変更されていることがわかります。
このアルミホイールは実走を
想定されていたかは定かではありませんが、
発表時から時間が経っていますので
ホイールの調達は難しくないと思います。
(当初のホイールはハリボテでした)
コーダトロンカ形状の特徴的な
リアスタイルをもつRX-500ですが、
構想段階では、
リアセクションは3種類考えられていました。
2008年にレストアされた際に
1/5のクレイモデルが作製され、
構想だけだったリアセクションの
バリエーションも立体化をされています。
1つが採用されたコーダトロンカ。
もう1つがストラトスのような
エンジンルーバーとウイングを備えた
レーシングタイプのもの。
そして3つ目が、初代サバンナRX-7のような
鞍型のグラスハッチバックとスポイラーを
備えたポピュラーなスポーツカータイプ。
そんなRX-500は社内デザインで、
まとめたのは福田成徳。
後のユーノスロードスターの
デザイナーでもある方です。
ミニカーで
最初の塗装のライトグリーン、
2番目の塗装のイエロー、
最後の塗装のシルバーの順に並べてみました。
実際は1台を塗り替えている訳ですから
これはミニカーならでは光景ですね。
実は仕様が色によって異なることから
複数台のRX-500があるのではと
思われていた時期もあったそうです。
レストアの際に塗装を一部剥がしたところ
塗り替えの層が発見されて、
1台を塗り替えていることが
公式に明らかになったのでした。